赤に変わる

京都では少ずつ紅葉が始まってきています。そう思えばもう10月も終わってしまいますね。穏やかな日が続いています。空の真っ青と木々の赤・黄・緑の4原色に癒されます。でも葉っぱが緑から赤や黄色に変わる、中には3色の葉っぱもあるのは不思議に思いませんか?あまり深く考えていませんでしたが、YouTube先生に聞いてみました。YouTube先生に不可能はありませんでした。広葉樹の葉っぱの色が変わる理由が分かりました。 小学校の理科の授業で習ったことを思い出しました。植物は光合成をしています。花だけではなく木や雑草も光合成をしています。光合成は人間でいう食事と同じです。人間は食物を食べて分解しエネルギーを得ています。植物は葉緑体と呼ばれる葉っぱの組織で光と水と二酸化炭素を吸収して糖と酸素をつくりエネルギーを得ています。光合成をするのに適した温度があり、20℃~30℃がその温度になります。しかし、その温度を下回ってくると光合成ができず、エネルギーを得られなくなります。動物でも冬場は食べ物が得られなくなり冬眠します。冬眠前にたくさんの栄養を補給し、暖かくなるのを待ちます。植物も同じで冬場は冬眠しています。紅葉するのは冬眠前に葉っぱを落とす準備だそうです。葉っぱにある葉緑体を意図的に分解し窒素とマグネシウムができます。それを栄養分として蓄えて冬眠に入るそうです。赤くなるのは葉緑体が分解されたときに出来る副産物のアントシアンの赤色だそうです。黄色はもともと葉っぱにあるカロテノイドの色で、葉緑体が分解されて副産物のアントシアニンができなかったときに黄色に染まるそうです。

今年の秋はコロナの規制が緩くなっています。私は2年ぶりに紅葉を見に行こうと思います。皆さんのおススメの場所があればアドバイスしてください。

 

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