金曜日は一日中雨で仕事が大変でした。
医療機関は患者さんが少なくてクリニックや診療所は
午前の診療がいつもより早く終わってしまいます。
12:00までと標榜している医療機関もいつもは
患者さんが残り12:30や時には13、14時まで診療を
続けている所もありますが、
大雨の日は患者さんが来ないこともあり早く閉まる。
それに対して私は雨で普段より段取りに時間が
掛かってしまい、時間内に得意先に辿り着けない。
雨の日はすごく大変です。
6月12日から異動となり、別の営業所に移る事になっている
私ですが、ここ2週間は引き継ぎのために連日の同行営業、
普段は一人で回っているので、隣に人がいると神経を使います。
たまに1日同行することがありますが、連日の同行はさすがに
疲れます。担当交代の挨拶をしていると、10年間同じ得意先を
担当していたこともあり、淋しがってくれる先も多いです。
本当にお世話になりました。もっと長くお付き合いしたかったです。
次の日の土曜日は久しぶりに河川敷にランニングに行って来ました。
河川敷はコロナ5類移行してバーベキューが出来るようになっていました。
この日は河川敷が工事の為に使用できないようになっていました。
仮設トイレを乗せたトラックや資材を載せたトラックが行き交っていました。
リニューアル工事みたいな感じでしょうか。綺麗になるのは大歓迎です。
淀川は前日の雨の影響で濁流で増水していました。一部ですが河川敷公園の
遊歩道や広場が冠水していました。ランニングしながらこの光景を見ていると
何故か寂しい気持ちになって来ました。こんな感傷に浸るのはこの時期だからでしょう。
大雨が降っている時は一時的に人に嫌な思いをさせます。
しかし大雨で降った雨水は道路の側溝に流れ、側溝に流れた雨水は
その先の用水路を通って近くの河川に流入し、やがて海に流れ着きます。
道路にできた水溜りは時間と共に乾き、やがていつもの状態に戻ります。
人は時間と共にその出来事を忘れてしまいます。
ここ最近、引き継ぎで担当交代の挨拶回りをしていて寂しい思いをしていますが、
大雨と一緒で時間と共に記憶が薄れ、やがて忘れてしまう。
10年間の思い出が時間と共に何も無かったかのように忘れ去られてしまう
のかと思うと切なく思えてきます。
時に大雨などの災害は甚大な爪痕を残します。家が流されたり、冠水したり、時には
人命を奪い、辛い記憶として残ってしまうこともあります。
私は10年間という長い間、同じ得意先でお世話になって来ました。
災害のような悪い記憶ではなく、楽しかった思い出として皆様の記憶に残ってくれ
ていたら嬉しいですが、私の後任が回ればその記憶もやがては上書きされるので
しょうか。私も次の担当先の得意先の事が上書きされて過去の記憶が無くなって
行くのではないかと思うと寂しさが増して来ます。
人間は忘れてしまう生き物です。今抱えている寂しさも時間と共に無くなり
普通に戻る。これは良い事なのか分かりませんが、人間の仕組みです。
異動まであと1週間です。激動の1週間に突入です。精神的にダメージを
受けないように頑張ります。梅雨の時期ですが皆様も体調管理を
しっかりしてこの時期を乗り越えましょう。この時期を過ぎれば
コロナ後の本格的な夏が到来ですよー。レディゴー。
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