俺の旅⑦和歌山県編② 記録

薬価改正の繁忙期を終えて少し日常が戻って来ました。
相変わらず仕事は薬の供給不安のため余計な仕事が増えている。
ストレスを感じることが多い。
インフレと円安が加速して薬の値段が上がりますが、
利益は下がる一方です。
もうこの国の医療制度は限界に来ている。
円安はこれからも続くと思われる。
先は暗いです。

さてゴールデンウィークに突入して、
今年は『俺の旅』の7弾として和歌山県の東部にある
那智勝浦町に行って来ました。今回は初の2泊3日の旅でした。
4月26日の仕事終わりに出発しました。
夜中の出発でしたので道の駅『かつらぎ』まで行き、
夜明けまで車中泊をしました。

夜明け前に再出発をして、
熊野本宮大社を目指しました。
その道中には有名な観光地の『谷瀬の吊り橋』がありました。
朝早くに着いたので観光客は居ませんでした。
吊り橋を独り占め出来ました。
吊り橋の下はキャンプ場があり数組がキャンプをされていました。
キャンプも楽しそうでした。
朝は静かで鳥のさえずりと川の流れる音のみで大自然を感じれました。

そこからまた車を走らせること約2時間。
目的地の熊野本宮大社に到着しました。
ここは世界文化遺産にも登録されているため
鳥居前にはたくさんのお店が並んでいて、
THE観光地という感じでした。
長い階段を抜けると社殿があり、
3つの社が並んでいました。
社殿の造りが出雲大社に似ていて
古よりこの地に鎮座しているのだと
思ったのですが、
家に帰って『ブラタモリ』の熊野の回を
見たところ、熊野川の氾濫により
場所を移しているのだそうです。
本来の場所は熊野川近くにある大鳥居
の辺りにあったそうです。

熊野本宮大社を後にして車中泊地に向かおうと
思っていましたが、熊野速玉大社が
道中にあったので寄ることにしました。
ここは熊野川の河口付近にありアップダウンが
無かったです。朱色が綺麗だったので
比較的歴史は浅いのかなぁと思いました。
でもここも世界遺産に選ばれています。
ここも熊野本宮大社と同じでいくつかの
社殿が並んでいました。
こちらは朱色と白い壁が綺麗で
熊野本宮大社とは違う趣がありました。


熊野速玉大社を後にして車中泊予定地の
『道の駅なち』に向かいました。
ここでやってしまいました。
駐車場に車を入れる際にバックし過ぎて
後方のガードレールにそこそこの勢いで
ぶつかってしまいました。
くるまのボディがかなり損傷してしまいました。
ガックリ!!
この道の駅で車中泊を予定していましたが、
駐車場から海が見えなかったので、
急遽、海が見える比較的に静かな場所を
探して移動しました。
予定していた日帰り温泉の『ホテル浦島』
の対岸に無料の駐車場がありました。
なんとトイレも併設されていました。
ここはかなりおすすめの車中泊場所です。
もう目の前が海で、前方には海を挟んで
ホテル浦島の全景が見渡せます。
歩いてすぐの所にホテル浦島に行くための
渡し船が来る桟橋があります。
桟橋からホテル浦島までは船で約10分程です。
フロントにはチェックイン待ちの多くの
観光客でごった返しています。
日帰り温泉の受付は別だったので
並ばずに受付してもらえました。

ホテル浦島には4つの風呂場があり、
うち2つが洞窟風呂になっていて混み合います。
玄武洞た忘帰洞は人気です。
混み具合はというと湯船にはたくさんの
人でゆっくり足を伸ばして浸かることは
できません。満員電車まではいきませんが、
気分的にはそんな感じになります。
体を洗うと言うよりかは湯船に浸かり景色を
楽しむだけのお風呂です。
脱衣所も大混雑でゆっくり髪を乾かしたりは
できないような雰囲気です。
玄武洞と忘帰洞で露天風呂に浸かり
海を眺めて、気持ちをスッキリさせてから
滝の湯かハマユウの湯で体を洗い脱衣所で
ゆっくり髪を乾かしたりするのがいいですよ。
私がハマユウの湯に行った時は貸切状態でした。
ホテル浦島を後にして車に戻り寝ました。

次のあさは車中泊時のモーニングルーティンの
コーヒータイム。前日は曇りで車中泊場所に
到着してすぐに雨になりました。
神社を回っている時は雨に降られなかったので
運が良かったです。3日目の朝は前日と打って変わって
快晴でした。モーニングコーヒー最高!!
朝ごはんを食べて熊野那智大社に向かいました。

8時過ぎに到着しました。無料の駐車場は
若干空いていましたが、観光大駐車場に
車を停めました。1回500円。
駐車場から社殿までは15分くらい階段を
登ります。朝は空いていたので良かったです。
社殿から見る那智大滝はネットそのものです。
しかし現地でしか聴けない音と空気は
ここに来て感じる価値のあるものでした。
熊野那智大社は熊野本宮大社・熊野速玉神社
とは比べものにならないほど観光客が
多いです。やはり那智の滝は人気があります。
こんなに不便な場所でも外国人がたくさん来ています。
那智の滝恐るべし!!
熊野那智大社と那智の滝はゆっくり回るには
2時間半位は掛かります。道中はかなり
足場の悪い所を歩くので歩き易い靴が必須です。
建物で例えると那智大滝が1階、駐車場が2階
那智大社の社殿が3階といった感じです。
那智大社は大迫力です。近くで見て下さい。
参拝料金200円で滝壺近くの展望台に行けます。
すごいマイナスイオンを感じられます。
参道のにはたくさんの杉の木と苔むした石道路
で雰囲気を盛り上げてくれていました。
天気にも恵まれたので最高でした。
日頃の疲れやストレスはこの時だけは吹っ飛びます。
夏は過酷ですが、この時期に行くのが最高ではないかと思います。
那智大滝から駐車場までは観光地あるあるの
駐車場待ちの車列がズラリ。早起きして良かった。

熊野那智大社を後にしてクジラで有名な
太地町に向かいました。まだ春ですが、
太地町は真夏の雰囲気で運転が楽しかったです。
ここの海岸線は南国です。この時期でも夏を
感じる事ができました。
太地町に来た理由が『鯨の博物館』で
コレクションしているメダルをゲットするためです。
またコレクションが増えました。
今回の旅は初めての2泊3日の旅でした。
たまには良いですね。

それではまた、レディゴー!!

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