医薬品業界には年に一度大きなイベントの様なものがあります。以前は2年に一度でした。決して楽しいイベントではありません。正直言って迷惑です。この業界特有のものではないでしょうか。
それは“薬価改定”と呼ばれています。分かり易く言うと医療用の薬の値段が変わることです。99.9%の薬の値段が引き下げられます。同じ薬なのに毎年値段が下がっていきます。薬を飲む側からすれば薬代が安くなるので嬉しいことですが、メーカーや流通業者(医薬品卸)にしてみれば、売上が下がります。利益が減ります。
医療用以外のドラッグストアで売られている薬の値段は変わりません。理由は医療費抑制のためです。医療費抑制は喫緊の課題です。日本の医療費は国民が支払う保険料と足りない分を税金で賄っています。高齢化が進めば医療費が多くかかります。歳を取れば様々な病気にかかります。病気にかからない人はいないでしょう。仕方のない事です。それなのに医療費を抑制するということは無駄を省くことだけでは無く、医療の質を落とすことにも繋がる。
しかしこの事態が今の医薬品業界に起こっている様に思える。続きは次回に。


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