今の会社に入社し早くも20年が経ちました。入社したころはがむしゃらに仕事をしていた。上司や先輩の指導の通りに業務をこなすことが正しいことだと信じていた。先輩や上司の言うことは100%正しいと思って疑わなかった。皆さんもどうでしょうか?自営業の事は分かりませんが、会社という組織に入れば、会社によって様々なルールや慣習があります。それは業種によっても大きく違うと思いますが、初めて就職した時にはその会社に馴染むために自分を押し殺して会社の色に染まろうとしてしまいます。大半の方はそうだろうと思います。会社員として長い間同じ会社にいるとその会社のダークなところや、時代錯誤な部分が段々と見えてくるようになる。自分がこれまでにやってきたことが果たして正しかったのかと思うようになってきた。
確実に言えるのはこのまま旧態依然の状態が続けば近い将来淘汰されるということだ。ただ闇雲にメーカーから商品を仕入れて医療機関に販売する。機械的な作業だ。私がこれまでにやってきたのがそれだ。毎年、新しい商品が発売されるが、やることは同じです。このままでいいのか?後輩たちに私は何を伝えるべきなのか?
まだその明確な答えは出ていないが、今の私なりの答えは、販売したものを通じて買っていただいた方や会社が発展し豊かになっていただき喜びを分かち合いたい。これが20年経て後輩に伝えたいことだ。その喜びを感じる事が最近あった。
新型コロナの無料検査事業をお願いしていた得意先で行政から検査開始の許可が出た。これまで準備にたくさんの時間を割いてきた。先に検査を開始している得意先にお願いして見学をさせてもらい、検査予約のホームページを作成。検査キットの調達。行政に申請書を提出するためのやりとりなど様々な準備をしてきた。今週の月曜日から作成した予約サイトからの予約受付を開始しました。なかなか予約が入らないので心配したが、ついに翌日の火曜日の夜に第一号の予約が入った。感動した。うれしかった。その後は順調に予約が入ってきている。そして今日が検査事業開始となり、最初の被験者の検査に立ち会った。検査方法は簡単なので混乱なく検査が終わったのを見届けることができました。
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